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2008年08月31日

夏の終わりに似合う香り

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皆様、こんにちは美波です。

今日で8月も終わりですね晴れ

みなさん、夏を楽しみましたかるんるん

本日は、夏の終わりをイメージした香水を紹介します。

L`HEURE BLEUE / GUERLAIN
ルール ブルー / ゲラン


発売:1912年

トップノート: ベルガモット、アニシード
ミドルノート: カーネション、オレンジブロッサム、
        ヘリオトロープ、ブルガリアローズ、チュベローズ
ラストノート: イリス、バニラ、ムスク

香りはフローラルオリエンタルタイプ。フローラル系のなかで、もっとも華やかな香りです。

1911年のある遅い夏の午後、調香師ジャック・ゲランが午後の明るい陽射しが黄昏の「青の時」に変わるにつれて、パリの喧騒は静まっていき、閉じていく花が発散する幻惑的な甘さがあたりいっぱいに広がり、その青の静けさが創作のインスピレーションになったと語ります。

黄昏があたりを青色に変える時、ルールブルーは当時の夏の気だるい雰囲気をイメージしています。

また、ルールブルーはジャック・ゲランの最愛の妻リリー・ゲランに捧げられた最初の香水でもあります黒ハート

ゲラン社は創業者自身が調香師であり、その一族が代々調香師として跡を継いでいる数少ない香水メーカーです。

そして、ゲラン社の数々の香水の創作にインスピレーションを与えた女性の存在に気づきます。

ゲラン社の代々の調香師は「香水は人生を共にしている女性のためにつくるもの。女性の持つ神秘性、その人の官能性を引き出してあげること」がモットーになっているそうです。

パリの調香学校で、生徒のリクエストの香水を創るという授業があり、見事、選ばれたのがこのルールブルーでした。それだけ、愛されている香りなのでしょうかわいい

ゲラン社の調香師の哲学がフランスの女性に伝わっているのが感じとれた瞬間でしたぴかぴか(新しい)

posted by 美波 at 16:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 香り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月19日

マドモアゼル・シャネルの誕生日

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皆様こんにちは、美波です。

本日、8月19日はマドモアゼル・シャネルの誕生日です。

「夜はシャネルの5番を着て寝るの」というセリフは、マリリン・モンローの映画を観たことがない人でも、そして、シャネルの5番の香りを知らない人でも、一度は聞いたことがあると思います。

いまだに世界ナンバー1の売り上げを誇る「N゜5」を今日は紹介します。

N゜5 / CHANEL
N゜5 / シャネル


発売:1921年

トップノート:イランイラン、ネロリ、アルデヒド
ミドルノート:ジャスミン、ローズ ドゥ メ、イリス、スズラン(ミュゲ)
ラストノート:白檀、ベチバー、ムスク、バニラ、シベット、オークモス

香りは、フローラル・アルデハイデックタイプ。

シャネルの現在の調香師ジャック・ポルジュは「マドモアゼル・シャネルが調香師エルネスト・ボーに出会った時、’調香師ですら嫉妬したくなるような香水’を創るように彼に依頼しました。彼は手持ちの最高の素材グラースのジャスミン、とびきりのイランイラン、ローズ ドゥ メなどを使いました。最後にいくつかのアルデヒドを加えて、その豊潤な香りすべてを少しだけ浮き立たせたのです」と語ります。

もし、私が同じような香りの依頼があったら一体どんな香りを創るかなあせあせ(飛び散る汗)う〜ん、難しいたらーっ(汗)

フローラル調にアルデヒドという合成香料をブレンドすると、香りに深みと広がりが増します。シャネルの「N゜5」はこの香料を大量に使った香りです。発売当時は、天然香料が全盛だった時代。なのにシャネルはすぐにこの香りが売れることを悟りました。シャネルは「女性はローズの香りそのものではなく、女性自身の香りを漂わせなければなりません」とのこと。ここにシャネルの哲学が感じられますひらめき

ネーミングの「N゜5」は、10個の試作品の中からシャネルは5番目の香りを選びました。偶然にもその数字はシャネルのラッキーナンバーだったことに由来している説が濃厚ですがはっきりしません。

ある人は、孤児院の床のモザイクに繰り返し描かれていた番号だったといい、別の人は、シャネルの競技会で初めて勝利させた馬の番号だったという。その由来が何であろうとも、シャネルは魔術的なナンバーの力を強く信じるようになっていき、毎年5番目の月の、5番目の日に夏のコレクションを発表するようになっていました。

パリの調香学校で一番最初に勉強したのが「N゜5」ぴかぴか(新しい)

発売当時のパリの大衆の心を捉え、現在もなお世界の売り上げランキング第1位という驚異的な人気はどこに秘密があるのか私は今も研究中ですわーい(嬉しい顔)

posted by 美波 at 22:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 香水 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月15日

愛と平和の香り

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皆様、こんにちは美波です。
北京オリンピック、見てますか。
私は、日本選手の活躍に興奮し感動しています揺れるハート

本日は、折りしも終戦記念日。オリンピックが出来る幸福にふさわしい香水を紹介します。

L'Air du Temps / NINA RICCI
レールデュタン / ニナリッチ


発売:1948年

トップノート:ベルガモット、カーネーション、スパイシーローズ
ミドルノート:ガーデニア、ジャスミン、ローズ
ラストノート:ムスク、イリス、白檀

香りは、ロマンティックなフローラルスパイシー。上品なシトラス系から、ガーデニア、ジャスミンが清潔な甘さとスパイシーローズとカーネーションのさわやかさが拡がり、ムスク、白檀がやさしいあたたかさを感じさせます。

当時、ムエットを付けると効果がなくなるといわれていたサリチル酸ベンジンを使って画期的な香水を創れないかという、調香師フランシス・ファブロンの直感に基づいて創られたフレグランスは完成度の高いスイート&スパイシーのカーネーションの純粋な香りを引き出したばかりか、ジャスミン、ローズといった違う香りのノートをはっきりとした香りにならないようにまろやかに調合することに成功しました。

そして何といっても最大の特徴は、その頃の香水には150種類以上の原料を用いるのが普通だったのに対し、わずか30種類のシンプルで、香り同士が邪魔をし合わない調合だったこと。これは60年経った現在も、その品質基準とともに変更されたことはありません。

私もパリの調香学校で創りましたが、こんなにも少ない香料の種類でバランスのとれた素敵な香りが出来るのかとあらためて驚きました。全てはバランスなのだと実感ぴかぴか(新しい)

2羽の白鳩が羽を寄せ合っているボトルデザインが有名で、流れゆく平和な日々への賛歌と愛を生きる人々の喜びを表現しています。

香水のネーミングは、その時代背景を反映したものが多く見られます。
レールデュタンとは、フランス語の時の流れの意味。

第二次世界大戦後の暗い日々によって女性たちは輝きを失っていたため、屈託のない明るさを再発見する希望をコンセプトに創られた香りは、誕生から60年を経てもなお変わらない愛と平和の香りの名香です。
posted by 美波 at 13:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 香水 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月11日

パリへ留学V

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皆様、こんにちは美波です。

毎日、暑い日が続きますがお元気ですか。

私はすっかり夏バテ気味ですふらふら

このような時は大好きな香りに包まれて癒すのが一番かわいい

本日は私が大好きな香水を紹介します揺れるハート


j'adore / Christian Dior
ジャドール / クリスチャン・ディオール


発売:1999年

トップノート:マンダリン、アイビーリーフ
ミドルノート:オーキッド、ローズ、バイオレット
ラストノート:ダマスカス・プラム、ブラックベリー・ムスク

ローズ、オーキッドといった女性らしさを感じさせますが、けして媚びないエレガントさと、躍動感あふれるフルーツのハーモニーが絶妙な香り。ディオールのスピリットと21世紀の女性像「女らしさへの回帰」をテーマにしたフレッシュフローラルブーケタイプの傑作です。ちなみに2001年度FIFIスターオブザイヤー受賞。

ジャドールとは、「なんて素敵なの!」「大好き」という意味のフランス語に由来。

この香りに包まれると、自分の女性らしさを大らかに受けとめることが出来ます。ぜひお試し下さいぴかぴか(新しい)

パリの調香学校で唯一、アメリ先生に褒められた香りで、やはり大好きな香りはどの香料がどのくらいの分量で調合されているのか考えなくても感覚でわかるものだと実感しました。

写真は授業の様子です。皆さん、素敵でしょう黒ハート
posted by 美波 at 02:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする