皆様、こんにちは美波です。
毎日暑い日が続きますが、元気にしていますか
本日は第2弾として、夏に似合う香水をお伝えします。
L'EAU D'ISSEY / lSSEY MIYAKE
ロードゥ・イッセイ/ 三宅一生
発売:1992年
トップノート: ロータス、フリージア、シクラメン、ローズウォーター
ミドルノート: シャクヤク、カーネーション、白ユリ
ラストノート: プレシャスウッド、オスマンタス(キンモクセイ)、チュベローズ、ムスク
ロードゥ・イッセイは1992年以来、世界中で絶大な人気を誇り、マリンノートというそれまでにはなかった新しい香りの流れをつくりました。
香水嫌いで有名な服飾デザイナーが香水業界に衝撃を与えたのです
「最高の香りは、水の香り。植物の上にしたたる露や、雨の香り」と三宅は語ります。
ロードゥ・イッセイは滝から上がってくる霧、花の香り、春の森の香りをイメージしたムスキーとウッディ・ノートをもったピュアフローラルな香り。
そして忘れてはならないのが、90年代のトレンドだったマリンノート、オゾンノートを表現するのに用いたキャロンという合成香料。
ちなみにサンキエームサンスでは、合成香料だけで構成されたノートはタイプにはなりません。それは、バックにフローラルなどがあるからです。例えばマリンノートであってもマリンタイプとは言いません。
タイプとは、香水を分類、識別するための主要な香りの特徴を表したもので、フローラル、シプレ、オリエンタルタイプなどがあります。
ノートとは香りのタイプをさらに細かく表したものです。
私は趣味でスキューバーダイビングをやっていて、「世界の海」をテーマに香りを創っています
マリンノートの香りが多いので、キャロンは大変使用します。キャロンと他の香料とのバランスが難しくいつも悪戦苦闘していました
パリの調香学校でこの香りを授業でやった時も、なかなかオリジナルの香りに近くならなくて、私のチャートを見て、アメリ先生がこの香料は少なく、多くとチェックしてやっとOKが出ました。模範のチャートの構成を知って愕然としました。今までキャロンの香料が多すぎたことを知ったのでした
写真は、アメリ先生とクラスメートの皆さんです。ランチの時間は熱いトークが展開します私もフランス語が出来れば一緒に熱いトークに参加出来たのに本当に残念です